FPGA MAX10(15)-AD変換

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前回は、RS232Cの通信ポートを使用したシリアル通信のエコーバック機能を構築しました。受信したデータをそのまま送信する機能になります。bandrateは9600bps、ストップビットは1ビットです。シリアル通信を行う相手側はPC上のTeraTermになります。追加機能として、下記の機能も構築しました。受信したデータは2進数表現でLEDに表示しました。アスキーコードで0~9の値を受信した場合は、7セグメントにその値を表示しました。0~9以外の値を受信した場合は、7セグメントを非表示にしました。前回の内容は下記のサイトを参考にしてください。

FPGA MAX10(14)-RS232Cシリアル通信エコーバック

今回は、MAX10に搭載されているADCを使用してAD変換を行おうと思います。AD変換した電圧の値を7セグメントに表示する機能です。7セグメントに表示する値は、入力電圧を1000倍した値を表示します。

それでは、MAX10に搭載されているADCを使用してAD変換を行う機能を構築したいと思います。まずは新規プロジェクトを作成します。新規プロジェクトの作成方法、下記のリンクを参照してください。

FPGA MAX10(4)-LEDシフト点灯回路