FPGA MAX10(16)-Nios II

このエントリーをはてなブックマークに追加

前回は、MAX10に搭載されているADCを使用してAD変換を行いました。AD変換した電圧の値を7セグメントに表示する機能です。7セグメントに表示する値は、入力電圧を1000倍した値を表示します。前回の内容は下記のサイトを参考にしてください。

FPGA MAX10(15)-AD変換

今回は、MAX10にNios IIを搭載して動作をさせてみたいと思います。Nios IIは、Intel社から提供されているCPUです。Nios IIの周りに周辺機器を配置すればマイコンのような動作をさせることができます。機能としては、Timerを使用したLEDの点滅回路を構築します。

それでは、Nios IIを使用したLEDの点滅回路を構築したいと思います。まずは新規プロジェクトを作成します。新規プロジェクトの作成方法、下記のリンクを参照してください。

FPGA MAX10(4)-LEDシフト点灯回路

まずは、Platform Designerを使用して、各コンポーネント(CPUや周辺機器など)を配置、接続します。メニューより「Tools」→「Platform Designer」を選択します。Platform Designerの画面が表示されます。Platform Designerの使い方は、下記のサイトも参考にしてください。

FPGA MAX10(15)-AD変換