前回は、Nios Ⅱを使用して、ADCの制御を行いました。機能としては、AD変換した電圧の値を7セグメントに表示する機能です。7セグメントに表示する値は、入力電圧を1000倍した値を表示します。前回の内容は下記のサイトを参考にしてください。
今回も以前のお話ですが、UART機能(RS232シリアルポート通信機能)を構築しました。その時には、Nios Ⅱを使用せずに動作させました。以前の内容は下記のサイトを参考にしてください。
FPGA MAX10(14)-RS232Cシリアル通信エコーバック
今回は、Nios Ⅱを使用して、UART機能(RS232シリアルポート通信機能)を構築したいと思います。具体的には、受信したデータをそのまま返信するエコーバック機能を構築します。
それでは、Nios Ⅱを使用して、UART機能(RS232シリアルポート通信機能)を構築したいと思います。まずは新規プロジェクトを作成します。新規プロジェクトの作成方法、下記のリンクを参照してください。
まずは、Platform Designerを使用して、各コンポーネント(CPUや周辺機器など)を配置、接続します。メニューより「Tools」→「Platform Designer」を選択します。Platform Designerの画面が表示されます。Platform Designerの設定内容方法は、下記のサイトを参考にしてください。
System Contentsに下記のように追加されたコンポーネントが表示されています。