アナログ回路(6)-AND論理回路

前回は、ダイオードを使用して、OR論理回路を構築しました。前回の内容は下記のリンクを参照してください。

アナログ回路(5)-OR論理回路

今回は、ダイオードを使用して、AND論理回路を構築しようと思います。

使用する環境は下記のとおりです。

  • Windows10
  • LTspice XVII

作成するAND論理回路は下記のような論理にしようと思います。

それでは、LTspiceを使用して、回路図を作成して、回路を作成したらシミュレーションを行いたいと思います。

下記のような回路を構築しました。VCCは 5V です。SW1とSW2は、電圧が1V以下の場合はOFF、電圧が1Vを超える場合はONになります。LEDには電流を20mA流すようにしたいと思います。各種抵抗値は、SW1をON又はSW2をONの片方ON時で抵抗の抵抗値を設定しました。LEDに電流が流れるSW1をOFF、SW2をOFFを想定して、抵抗の抵抗値を設定しました。

SW1をON、SW2をONの状態のシミュレーション結果は下記のようになります。LED(D3)には電流がほぼ流れないので、LEDは点灯しません。

SW1をON、SW2をOFFの状態のシミュレーション結果は下記のようになります。LED(D3)には電流がほぼ流れないので、LEDは点灯しません。

SW1をOFF、SW2をONの状態のシミュレーション結果は下記のようになります。LED(D3)には電流がほぼ流れないので、LEDは点灯しません。

SW1をOFF、SW2をOFFの状態のシミュレーション結果は下記のようになります。LED(D3)には 0.0195018 mA 電流が流れるので、LEDは点灯します。